社会 第3章
日本の地形・気候
解説編
山地・平野・四季と災害
図で復習する(本体)
解説を読む前に、図の日本語ラベルでもう一度構造を確認してください。文章は図で足りないところだけ補います。

東西南北に長い国土と地方の位置を確認し、緯度や海との関係から気候の地域差を考える。
① 導入
日本の位置・端・地形と、日本海側/太平洋側などの気候の型を学びます。
② 基本概念
日本の東西南北端と標準時を地図で押さえ、縮尺は「地図上の距離×分母」で計算します。気候は季節風と山地の働きを結び付けます。
④ 例題 解説
例1
日本の端を示す地図で、最も南に位置する島を選ぶ。
答え:c(沖ノ鳥島)
つまずき:「c(沖ノ鳥島)」と紛らわしい別解を選ぶ/書き方を崩す。
例2
6cm×25000=150000cm。100cm=1mなので1500m。
答え:1500m
つまずき:「1500m」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
⑤ 基本問題 解説
復習1
方位の指定がない一般的な地図では上が北。答え:a(北)
つまずき:「a(北)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
復習2
1都1道2府43県を合計する。答え:47
つまずき:「a(北)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
復習3
日本は大陸と陸続きでない島国である。答え:海(海洋)
つまずき:「47」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
復習4
一般に傾斜や高低差が小さい方が移動しやすい。答え:b(平らな土地)
つまずき:「海(海洋)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
1
日本の端の地図で最も西にある、沖縄県の島である。
答え:与那国島
つまずき:「与那国島」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
2
日本が領土としている島のうち最も北に位置する。
答え:択捉島
つまずき:「択捉島」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
3
東京都小笠原村に属し、日本の領土で最も東に位置する。
答え:南鳥島
つまずき:「南鳥島」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
4
明石市付近を通る標準時子午線の経度を答える。
答え:東経135度
つまずき:「東経135度」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
5
短い水平距離で高度が大きく変わる場所ほど等高線が密になる。
答え:b(傾斜が急)
つまずき:縮尺や等高線の読みを飛ばして距離・高低を答える。
6
3cm×50000=150000cm=1500m。
答え:1500m
つまずき:「b(傾斜が急)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
7
冬に大陸から日本へ吹き、日本海で水蒸気を含む風である。
答え:季節風
つまずき:「季節風」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
8
冬の季節風は山地で雪を降らせた後、乾いた風となって太平洋側へ吹く。
答え:a(晴天が多い)
つまずき:「a(晴天が多い)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
9
日本列島は山脈が連なり、国土のおよそ4分の3が山地である。
答え:a(山地)
つまずき:「a(山地)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
10
中国山地と四国山地に季節風がさえぎられ、降水が少なくなりやすい。
答え:b(比較的雨が少ない)
つまずき:「b(比較的雨が少ない)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
⑥ 標準問題 解説
11
北端約46度から南端約20度を引くと46−20=26。
答え:約26度
つまずき:「約26度」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
12
東端約154度から西端約123度を引くと154−123=31。
答え:約31度
つまずき:「約31度」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
13
冬の季節風が日本海側の山地で雪を降らせ、山を越えると乾燥する。
答え:日本海側は雪や雨が多く、太平洋側は晴れの日が多い。
つまずき:「日本海側は雪や雨が多く、太平洋側は晴れの日が多い」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
14
8cm×25000=200000cm=2000m。
答え:2000m
つまずき:「日本海側は雪や雨が多く、太平洋側は晴れの日が多い」と紛らわしい別解を選ぶ/書き方を崩す。
15
山地では建設や交通路の確保が難しいため、平らな土地が利用されやすい。
答え例:交通に便利な平野へ都市が集まりやすい。
つまずき:山地・建設・交通路の取り違え。
16
大陸からの季節風は日本海を渡る間に水蒸気を含み、山地で上昇して冷える。
答え:水蒸気を含む季節風が山地で上昇・冷却され、雪を降らせる。
つまずき:「水蒸気を含む季節風が山地で上昇・冷却され、雪を降らせる」と紛らわしい別解を選ぶ/書き方を崩す。
17
南北で緯度が大きく異なるため、受ける太陽エネルギーや気温に差が生じる。
答え:北と南で気温などが異なり、気候が多様になる。
つまずき:気温の形と降水量の季節を見ずに気候帯を決める。
18
分母が小さい縮尺は地物を大きく詳しく描くため、同じ紙面に入る地域は小さい。
答え:せまくなる
つまずき:縮尺や等高線の読みを飛ばして距離・高低を答える。
19
海に囲まれることは船の利用に有利だが、海から来る災害や輸送停止の影響も受ける。
答え例:海運を利用しやすい一方、津波や物流停止に注意が必要。
つまずき:利用・有利・災害の取り違え。
20
日本は南北に長く、山地を挟むうえ、季節風の当たり方も地域で異なる。
答え:緯度・地形・季節風の違いにより地域ごとの気候差があるから。
つまずき:気温の形と降水量の季節を見ずに気候帯を決める。
⑦ 応用・実力テスト形式 解説
21
まず西端=与那国島。次に東端(択捉島など)とセットで覚えると、日本の東西の広がりがつかめる。
答え:与那国島。東西端をセットで領域の広がりを押さえる。
つまずき:与那国島(西端)と沖ノ鳥島(南端)を取り違えない。
22
まず4×50000=200000cm。次に単位をmへ(÷100)して2000m。
答え:2000m
つまずき:cm→mの換算(÷100)を忘れない。
23
(1) 地図の最南端は沖ノ鳥島。(2) 標準時子午線は東経135度。(3) 日本海で水蒸気を含んだ季節風が山地で上昇して雪になる。
答え:(1)沖ノ鳥島 (2)東経135度 (3)季節風が日本海で水蒸気を含み、山地で上昇・冷却されるから。
つまずき:(1)最南端と(2)標準時子午線(東経135度)を取り違えない。
24
まず間隔が狭い=短い水平距離で高低差が大きい→急。次に広い=ゆるい。
答え:間隔が狭い方が急な斜面。短い距離で高さの差が大きいから。
つまずき:等高線が密=急、を「標高が高い」と混同しない。
25
夏は太平洋から湿った季節風が吹き、梅雨や台風の影響も受ける。
答え例:湿った夏の季節風や台風が雨をもたらすから。
つまずき:冬の日本海側の雪と、夏の太平洋側の雨を取り違えない。
26
(1) 縮尺の分母を地図上の距離に掛ける。(2) 2×25000=50000cm=500m。(3) 計算値はcmなので指定単位へ直す。
答え:(1)地図上の距離×縮尺の分母 (2)500m (3)cmをmやkmへ正しく換算する。
つまずき:縮尺計算後、cmのまま答えない。指定単位へ換算する。
⑧ 確認テスト 解説
1
日本標準時は明石市付近の子午線を基準にする。答え:東経135度
つまずき:「(1)地図上の距離×縮尺の分母 (2)500m (3)cmを」と紛らわしい別解を選ぶ/書き方を崩す。
2
日本の端の地図で最も南にある島。答え:沖ノ鳥島
つまずき:「東経135度」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
3
4×25000=100000cm=1000m。答え:1000m
つまずき:「沖ノ鳥島」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
4
冬に日本海の水蒸気を運び、山地で雪を降らせる。答え:季節風
つまずき:「1000m」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
5
等高線が密なほど短い距離で標高が変わる。答え:急
つまずき:縮尺や等高線の読みを飛ばして距離・高低を答える。
⑨ 完全解説
端の島は地図上の方位、縮尺はcmからmへの換算、気候は「季節風→水蒸気→山地」の因果を確認しましょう。