理科 第13章
地層・化石
要点編
新旧・かぎ層・示準/示相化石
まず①の図で構造を掴み、つづく②の要点本文で意味・手順・注意を読む。 ⑤の例題は、②で説明した内容だけを確認するためのものです。説明していない解法は出しません。
この章でできるようになること
- 地層の新旧を判断できる
- 示準化石・示相化石を区別できる
- かぎ層の使い方を説明できる
- 観察と推定を分けて書ける
小学校の橋渡し(必要なら開く)
- 地層や化石の観察事実と推定を分けて考える。
- 地層の上下関係を柱状図で確認する。
① 図で構造を掴む
図の日本語ラベルで全体の関係を先に見てください。細部の意味・使い方は②の本文で説明します。

れき岩・砂岩・泥岩。下が古く、上が新しい。
② 要点(本文)
この章の学習内容はここが本体です。例題・問題編は、ここで読んだ内容を使う練習です。
1.地層の新旧
乱れていない地層では下の層ほど古い(累重の法則)。上に新しい層が積み重なる。断層や褶曲で地層が乱れている場合は、地層の連続性を確認してから判断する。柱状図は下から古い順に読む。上を古いとするのは誤りである。累重の法則は地層が乱れていない場合に使える。断層は地層をずらすが、断層自体は地層より新しいと考える。
2.示準化石
示準化石は広い範囲で短い地質時代にだけ見つかる化石である。アンモナイト・三葉虫・オストラコダなどが代表例である。地層の年代を知る手がかりとして使う。示相化石(環境の手がかり)とは役割が異なる。示準=年代、とペアで覚える。アンモナイトからは地層の年代が、サンゴからは環境がわかる。示準化石は広い範囲で同時代に見つかる点が、年代決定の根拠になる。
3.示相化石
示相化石は特定の環境にだけ生息していた生物の化石である。サンゴ(暖かい浅い海)、珪藻(冷たい海)などが代表例である。過去の環境を推定する手がかりとして使う。示準化石(年代の手がかり)とは役割が異なる。示相=環境、とペアで覚える。示相=環境、とペアで覚える。示準化石(年代の手がかり)とは役割が異なる。
4.かぎ層
かぎ層は広い範囲に広がる同時期の地層である。離れた地点の柱状図を比較するとき、かぎ層を基準に層を対応づける。地点間の年代比較の基準になる。A地点とB地点の柱状図を比較する問題では、まずかぎ層を見つけ、同じ高さの層が同時期であると結び付ける。A地点とB地点の柱状図を比較する問題では、まずかぎ層を見つけ同時期の層と結び付ける。
③ 公式・用語
| 名称 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 地層の新旧 | 下の地層ほど古い | 乱れていない場合 |
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 示準化石 | 年代の手がかり。 |
| 示相化石 | 環境の手がかり。 |
| かぎ層 | 広い範囲の同時期の目印層。 |
| 累重の法則 | 下の地層ほど古い。 |
| 柱状図 | 地層を上下に並べた図。 |
④ 解く手順
柱状図の読み方
- 上下の順序を確認する
- かぎ層で地点間を対比する
- 示準・示相化石の役割を確認する
観察と推定
- 見えた事実(層の順・化石の種類)を書く
- 示準→年代、示相→環境と結ぶ
- 推定には根拠を添える
定期・実力テストで点にする手順
- 学校ワークを1周し、わからない問に×、あやしい問に△の印をつける
- 印の問題だけを答えを見ずに2周目する(ここが得点に直結する)
- 本アプリの⑦で条件整理・記述・複合を練習する
- ミスを知識不足/読み違い/ケアレス/時間不足に分け、対策を変える
⑤ 例題(②の確認)
各例題は②で説明したルール・手順だけを使います。解けないときは答えを見る前に、②の該当項目へ戻ってください。
乱れていない地層で古いのは?
考え方・答えを見る
まず地層が乱れていないことを確認する。次に累重の法則を当てはめる。だから古いのは下の層。
答え:下の層
アンモナイトの化石からわかることは?
考え方・答えを見る
まずアンモナイトは示準化石。次に示準は年代の手がかり。だから地層の年代。
答え:地層の年代
サンゴの化石からわかることは?
考え方・答えを見る
まずサンゴは示相化石。次に示相は環境の手がかり。だから暖かい浅い海。
答え:暖かい浅い海の環境
A地点とB地点の柱状図を比較するときの基準は?
考え方・答えを見る
まず離れた地点の層を対応づける必要がある。次に同時期のかぎ層を基準にする。だからかぎ層。
答え:かぎ層
⑥ 模試・定期テストでの使い方
この単元で点を取るための使い方です。計画の全体像は得点アップの技術も併せて確認してください。
学力向上テクニック(理科)
- 用語は「名前」だけでなく、実験・観察の手順と結果の理由とセットで覚える。
- 実験問題は「変えた条件」「そろえた条件」「結果」を分けて書く。
- 計算は単位をそろえてから式を立て、答えに単位をつける。
- 地層は下ほど古いが、逆転・不整合に注意。
- 化石は当時の環境・年代の手がかりとして使う。
全体の計画の立て方は得点アップの技術を見てから、この章の問題編へ進みましょう。
- 地層は下ほど古いが、逆転・不整合に注意。
- 化石は当時の環境・年代の手がかりとして使う。
- 示準=年代、示相=環境をペアで覚える
- 柱状図は下から古い順に読む
- 観察(事実)と推定(解釈)を分けて書く
- かぎ層は地点間比較の基準
- 用語は「名前」だけでなく、実験・観察の手順と結果の理由とセットで覚える。
- 実験問題は「変えた条件」「そろえた条件」「結果」を分けて書く。
⑦ よくあるミス
- 上を古いとする
- 示準と示相を混同する
- 示相化石で年代を決める
- 断層より古い地層があるとする
⑧ 理解チェック
- 地層の新旧を説明できる
- 示準・示相を区別できる
- かぎ層の役割を説明できる
- 観察と推定を分けて書ける
⑨ 問題編へ
「地層・化石」の②の要点が頭に入ったら、問題編で手を動かしましょう。
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