理科 第6章
気体の性質
問題編
気体の性質と集め方
学力向上テクニック — 問題の使い方
- わからない問題には ×、あやしい問題には △ の印をつけ、あとで答えを見ずに解き直す。
- ⑤:用語・基本操作
- ⑥:実験結果の読み取り1〜2段
- ⑦:データ+考察記述・複合
- ⑦は定期テスト後半〜実力テスト形式。途中の考え方も答案に残す。
- 気体の発生・集め方・性質をセットで覚える。
- 上方・下方・水上の理由を説明できるようにする。
① 導入
この章では、酸素・二酸化炭素・水素・アンモニアなどの性質と集め方を対応させて学びます。
1回の演習で全部できるようになる必要はありません。わからないところは繰り返しましょう。
小学校で触れた空気や燃焼の感覚を、気体ごとの性質表に結びつけて確認しましょう。
② 基本概念
気体の性質と集め方
酸素・水素・二酸化炭素・アンモニアなどの性質(水への溶けやすさ・空気との重さ・燃焼との関係)と、 水上置換・下方置換・上方置換の対応をセットで覚える。
③ 図解

水に溶けるか・空気より重いかで、水上・下方・上方置換を選ぶ。
④ 例題
石灰水を白く濁らせる性質をもつ気体は何か。
火のついた線香を入れると激しく燃える気体は何か。
⑤ 基本問題
まず小学校の復習を4問から始めます。
【小学校の復習】空気中に最も多く含まれる気体は何か。
【小学校の復習】ものが燃えるときに必要になる気体は何か。
【小学校の復習】息を吹きかけると白く濁る液体は何か(石灰水との反応の入口)。
【小学校の復習】次のうち、気体の例として最も適当なものを選びなさい。
酸素の化学式を答えなさい。
二酸化炭素の化学式を答えなさい。
水素の化学式を答えなさい。
アンモニアの化学式を答えなさい。
水に溶けにくく、空気より軽い気体を集めるのに適した方法は何か。
下の図を参考に、水に非常に溶けやすく空気より軽いため上方置換法で集める気体は何か。

空気より重く、水にやや溶けるため下方置換法で集めることが多い気体は何か。
水素と酸素を混ぜて点火すると起こる反応で生じる物質は何か。
酸素の発生によく使う二酸化マンガンの役割は何か(触媒という言葉で)。
二酸化炭素を発生させるときによく使う固体は何か(石灰石・貝がらなど)。
⑥ 標準問題
酸素と二酸化炭素のちがいを、「燃焼」「石灰水」の語を用いて短く述べなさい。
水上置換法が適さない気体の条件を一つ答えなさい。
アンモニアを水に溶かすと、水溶液は酸性・中性・アルカリ性のどれになるか。
水素を発生させる典型的な反応で使う酸の例を一つ答えなさい。
二酸化炭素を水上置換で集めると不利な理由を、性質に触れて述べなさい。
酸素の性質として正しいものを選びなさい。
空気より軽い気体を、集気びんの口を下にして集める方法を何というか。
過酸化水素水に二酸化マンガンを入れると発生する気体は何か。
石灰石にうすい塩酸を加えると発生する気体は何か。
「気体の性質」と「集め方」を対応させて覚える理由を、短く述べなさい。
⑦ 応用・実力テスト形式
【気体の識別】気体A〜Cについて次の結果が得られた
| 気体 | 石灰水 | 線香 | 集め方の候補 |
|---|---|---|---|
| A | 変化なし | 激しく燃える | 水上置換 |
| B | 白く濁る | 消える | 下方置換 |
| C | 変化なし | 音を立てて燃える(ポン) | 水上置換 |
上の表の気体A・B・Cはそれぞれ何か。
A:
B:
C:
気体Bを下方置換で集める理由を、「空気」「水」の語を用いて説明しなさい。
アンモニアの発生と集め方について、(1)〜(3)に答えなさい。
(1) アンモニアは水に溶けやすいか、溶けにくいか。
(2) 空気より重いか軽いか。
(3) そのためどの集め方が適するか。理由を含めて40字程度で述べなさい。
⑦は定期テスト後半相当(複合・記述)。外部は物差しのみ。作問定規:理科の学習(基本・標準)→本アプリ⑦(条件整理+(1)(2)(3)+記述)。
酸素を水上置換で集めるとき、集気びんを水で満たして始める理由を述べなさい。
「二酸化炭素は助燃性がある」という考えは正しいか。正しくない場合、正しい性質を述べなさい。
水素の性質について、(1)〜(3)に答えなさい。
(1) 水素は可燃性か助燃性か。
(2) 水素と酸素の混合気体に点火すると何が生じるか。
(3) 水素を水上置換で集める理由を、性質に触れて短く述べよ。
⑧ 確認テスト
制限時間:20分 / 満点:100点(各20点×5問)
石灰水を白く濁らせる気体は何か。
水に溶けにくい気体の集め方として適するものは何か。
酸素の化学式を答えなさい。
上方置換法で集める代表的な気体は何か。
火のついた線香が激しく燃える気体は何か。
⑨ 完全解説
問題編の解答・解説は解説編を参照してください。
気体の性質は集め方までセットで覚える(水上・下方・上方置換)。