問題編

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理科 第4章

物質の区別・密度・性質

問題編

有機・無機、金属、密度、ろ過

問題編 — 手を動かして記録を残す。まだ不安なら先に要点編で復習。

学力向上テクニック — 問題の使い方

  • わからない問題には ×、あやしい問題には △ の印をつけ、あとで答えを見ずに解き直す。
  • ⑤:用語・基本操作
  • ⑥:実験結果の読み取り1〜2段
  • ⑦:データ+考察記述・複合
  • ⑦は定期テスト後半〜実力テスト形式。途中の考え方も答案に残す。
  • 密度は質量÷体積。単位をそろえてから計算。
  • 金属=必ず磁石、と決めつけない。

① 導入

この章では、有機物と無機物、金属と非金属の区別、密度の計算と物質の推定、ろ過の操作を学びます。

この教材の設計方針

1回の演習で全部できるようになる必要はありません。わからないところは繰り返しましょう。 密度は単位をつけて計算し、参考値と比較して物質を推定します。

小学校の橋渡し

小学校で習った g と cm³ などの単位を思い出し、数字だけでなく単位までセットで読む習慣をつけましょう。

② 基本概念

有機物と無機物

有機物は炭素を含み、燃やすと二酸化炭素と水ができるものが多い。それ以外が無機物。

金属と非金属

金属は金属光沢、電気・熱を通しやすい、展性・延性がある。磁石につくことは必須条件ではない。

密度

密度(g/cm³)=質量(g)÷体積(cm³)。物質ごとの値で見分けに使える。

③ 図解

ろ過の装置

ろうと・ろ紙で固体と液体を分ける。下に集まるのがろ液。

④ 例題

例1

金属Aの質量は54.0g、体積は20.0cm³であった。金属Aの密度は何g/cm³か。

例2

密度=質量÷体積の式を、質量を求める形に変形しなさい(式で答える)。

⑤ 基本問題

まず小学校の復習を4問。単位と測定の入口です。

復習1

【小学校の復習】次のうち、体積を表す単位として使われるものを選びなさい。

復習2

【小学校の復習】質量を表す単位として適当なものを選びなさい。

復習3

【小学校の復習】縦2cm・横3cm・高さ4cmの直方体の体積は何cm³か。

復習4

【小学校の復習】水100mLの質量はおよそ何gか(水の密度を1g/cm³とする)。

1

次のうち、有機物をすべて選びなさい。

2

金属に共通する性質として当てはまらないものを選びなさい。

3

体積30cm³、質量237gの金属の密度は何g/cm³か。

4

無機物の例を一つ答えなさい。

5

展性とはどのような性質か。短く答えなさい。

6

質量54g、体積20cm³の物質の密度は何g/cm³か。

7

延性とはどのような性質か。短く答えなさい。

⑥ 標準問題

8

下の図のろ過装置を参考に、ろ紙を漏斗に取り付けるときに注意すべきことを一つ答えなさい。

ろ過の装置
9

質量80g、体積10cm³の物質の密度を求めなさい。途中式も書くこと。

考え方のヒント

密度=質量÷体積

答え(g/cm³):

10

有機物を燃やすと、ふつう何という気体が発生するか。

11

ろ過でビーカーに集まる液体を何というか。

12

密度7.9g/cm³の金属の体積が5cm³のとき、質量は何gか。

考え方のヒント

質量=密度×体積

答え(g):

13

「質量が大きいほど密度が大きい」は正しいか。正しくない場合、理由を述べなさい。

考え方のヒント

体積も比べる必要がある

14

金属の共通性質を2つ挙げなさい。

考え方のヒント

光沢・電気伝導・熱伝導・展性・延性など

15

食塩は有機物か無機物か。

⑦ 応用・実力テスト形式

【密度の実験】4種類の金属の質量と体積を測定した

金属質量(g)体積(cm³)
A13550
B21020
C15820
D8910

参考:アルミニウム約2.7、鉄約7.9、銅約8.9、銀約10.5(単位 g/cm³)

16

金属Cの密度を求め、参考値と比べてどの金属と考えられるか答えなさい。

考え方のヒント

158÷20を計算し、参考値と比較する

金属名:

17

金属Bの密度を求め、参考値と比べてどの金属と考えられるか答えなさい。

考え方のヒント

210÷20を計算し、参考値と比較する

金属名:

18

上の表について、(1)〜(3)に答えなさい。

(1) 金属Aの密度は何g/cm³か。

(2) 金属Aは参考値のどの金属と考えられるか。

(3) 金属Dの密度を求め、銅か銀かを判定し、判定の根拠を述べなさい。

考え方のヒント

89÷10を計算し参考値と比較

作問定規

⑦は定期テスト後半相当(複合・記述)。外部は物差しのみ。作問定規:理科の学習005net(基本・標準)→本アプリ⑦(計算+記述)。

19

密度2.7g/cm³のアルミニウムでできた、体積40cm³のおもりがある。このおもりの質量は何gか。 密度の式を変形して求めなさい。

考え方のヒント

密度=質量÷体積を質量=密度×体積の形に変形する

答え(g):

20

「重いから密度が大きい」と結論づけた生徒がいる。質量が同じ2つの金属片で、体積が違う場合、密度の大小はどうなるか。40字程度で説明しなさい。

考え方のヒント

体積が小さい方が密度が大きい

21

泥水をろ過する実験について、(1)〜(3)に答えなさい。

(1) ろ紙に残るのは主に何か(固体/液体)。

(2) ろ液側に来るのは主に何か。

(3) ろ紙のふちが漏斗より高いと困る理由を述べなさい。

考え方のヒント

液が外へあふれたり壁を伝わったりする

⑧ 確認テスト

制限時間:20分 / 満点:100点(各20点×5問)

1

質量90g、体積10cm³の物質の密度は何g/cm³か。

2

有機物の例を一つ答えなさい。

3

金属に共通しない性質を選びなさい。

4

密度=質量÷体積。質量108g・密度2.7g/cm³のとき体積は何cm³か。

5

ろ過で集まる液体の名前を答えなさい。

⑨ 完全解説

問題編の解答・解説は解説編を参照してください。

密度=質量÷体積。単位をつけて計算し、参考値と比較して物質を推定する。

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