要点編

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理科 第3章

葉・茎・根の働き・光合成

要点編

道管・師管・光合成と呼吸(中2枠 Plan B)

要点編 — 参考書として先に読む。理解チェックができたら問題編へ。

まず①の図で構造を掴み、つづく②の要点本文で意味・手順・注意を読む。 ⑤の例題は、②で説明した内容だけを確認するためのものです。説明していない解法は出しません。

この章でできるようになること

  • 道管と師管のはたらきを説明できる
  • 光合成と呼吸の材料・生成物を対比できる
  • 対照実験の結果から根拠を説明できる
  • 気孔のはたらきを説明できる
小学校の橋渡し(必要なら開く)
  • 光が当たると植物が育つ、という小学校の感覚を式に結び付ける。
  • 根が水を吸い上げる、という小学校の基本を道管のはたらきにつなげる。

① 図で構造を掴む

図の日本語ラベルで全体の関係を先に見てください。細部の意味・使い方は②の本文で説明します。

光合成と呼吸

光合成は CO₂・水・光から養分と O₂。呼吸は養分を分解してエネルギー。

② 要点(本文)

この章の学習内容はここが本体です。例題・問題編は、ここで読んだ内容を使う練習です。

1.葉・茎・根の役割

根は土から水と無機養分を吸い上げ、土粒の間の空隙から取り込む。茎は根で吸い上げた水と無機養分を葉まで運び、葉でつくられた養分を全身の各部分へ届ける。葉は光合成でデンプンなどの養分をつくる場所である。根・茎・葉は独立した器官ではなく、水と養分が一方通行ではなく行き来する流れとしてセットで理解する。根・茎・葉は独立した器官ではなく、水と養分が行き来する流れとしてセットで理解する。

2.道管と師管

道管は根から吸い上げた水と無機養分を葉へ運ぶ管である。師管は葉でつくられた養分(デンプンなど)を根や茎・花へ運ぶ管である。道管と師管はまとめて維管束という。道管は「水の通り道」、師管は「養分の通り道」と覚える。逆に覚えると「根から吸い上げた水を運ぶ管は?」などの説明問題で確実に減点されるので、運ぶもので区別する。

3.光合成と呼吸

光合成は二酸化炭素と水を材料に、光と葉緑体のもとでデンプンなどの養分と酸素をつくる。呼吸は養分と酸素を使い、二酸化炭素・水・エネルギーを生じる。材料と生成物は互いに逆の関係である。光合成は光があるときに行われ、呼吸は昼夜を問わず常に行われる。葉緑体は光合成を行う細胞内のつくりで、デンプンができる場所を示す手がかりになる。

4.気孔のはたらき

気孔は葉の表皮にある気体の出入り口で、二酸化炭素・酸素・水蒸気が通る。光合成では二酸化炭素が気孔から入り、呼吸では酸素が入って二酸化炭素が出る。蒸散では水蒸気が気孔から出て、根からの水の吸い上げを促す。気孔は主に葉の裏側に多く、顕微鏡観察では裏面を見る。光合成の例題で葉緑体とセットで確認する。葉の表裏で気孔の数が異なる理由も、光合成と蒸散のバランスとして説明できる。

5.対照実験の読み取り

対照実験では調べたい条件だけを1つ変え、それ以外の条件はすべてそろえる。光合成の実験なら「光の有無」だけを変え、葉の種類・温度・時間・水の量は同じにする。2つの結果の差は、変えた条件の影響として説明する。実験の目的・変えた条件・そろえた条件・結果・結論の5点を文章にすると記述問題に強くなる。グラフや表がある実験問題でも、変えた条件と結果の対応を先に書く。

③ 公式・用語

名称内容メモ
光合成二酸化炭素 + 水 --光・葉緑体--> 養分 + 酸素
呼吸養分 + 酸素 --> 二酸化炭素 + 水 + エネルギー
用語意味
維管束道管と師管の束。
気孔葉の表皮の気体の出入り口。
葉緑体光合成を行う細胞内のつくり。
道管水と無機養分を運ぶ管。
師管葉でつくった養分を運ぶ管。

④ 解く手順

対照実験

  1. 変えた条件を1つ特定する
  2. そろえた条件を確認する
  3. 結果の違いを変えた条件と結ぶ

光合成・呼吸の対比

  1. 光合成の材料と生成物を書く
  2. 呼吸の材料と生成物を書く
  3. 逆の関係であることを確認する

定期・実力テストで点にする手順

  1. 学校ワークを1周し、わからない問に×、あやしい問に△の印をつける
  2. 印の問題だけを答えを見ずに2周目する(ここが得点に直結する)
  3. 本アプリの⑦で条件整理・記述・複合を練習する
  4. ミスを知識不足/読み違い/ケアレス/時間不足に分け、対策を変える

⑤ 例題(②の確認)

各例題は②で説明したルール・手順だけを使います。解けないときは答えを見る前に、②の該当項目へ戻ってください。

例題 1基本

呼吸で放出される気体は?

考え方・答えを見る

まず呼吸では養分と酸素が使われる。次に生じる気体を考える。だから二酸化炭素。

答え:二酸化炭素

例題 2応用

光合成に必要なつくりは?

考え方・答えを見る

まず光合成は光と葉緑体で行われる。次にデンプンができる部分の細胞を調べる。だから必要なつくりは葉緑体。

答え:葉緑体

例題 3基本

根から吸い上げた水を葉へ運ぶ管は?

考え方・答えを見る

まず根から吸い上げたのは水と無機養分。次にそれを運ぶ管は道管だと確認する。だから道管。

答え:道管

例題 4標準

光合成の生成物を2つ答えなさい。

考え方・答えを見る

まず材料は二酸化炭素と水。次に光と葉緑体のもとでできるものを考える。だから養分と酸素。

答え:養分と酸素

⑥ 模試・定期テストでの使い方

この単元で点を取るための使い方です。計画の全体像は得点アップの技術も併せて確認してください。

学力向上テクニック(理科)

  • 用語は「名前」だけでなく、実験・観察の手順と結果の理由とセットで覚える。
  • 実験問題は「変えた条件」「そろえた条件」「結果」を分けて書く。
  • 計算は単位をそろえてから式を立て、答えに単位をつける。
  • 光合成と呼吸は材料・生成物の対比表で覚える。
  • 対照実験は変えた条件だけを結論に結ぶ。

全体の計画の立て方は得点アップの技術を見てから、この章の問題編へ進みましょう。

  • 光合成と呼吸は材料・生成物の対比表で覚える。
  • 対照実験は変えた条件だけを結論に結ぶ。
  • 光合成と呼吸は材料・生成物を表で並べて対比する
  • 道管と師管は運ぶもので区別する
  • 対照実験は変えた条件とそろえた条件をセットで書く
  • 中2で深める内容だが中1でも式と実験の読み取りは問われる
  • 用語は「名前」だけでなく、実験・観察の手順と結果の理由とセットで覚える。
  • 実験問題は「変えた条件」「そろえた条件」「結果」を分けて書く。

⑦ よくあるミス

  • 光合成を光なしでも行うとする
  • 道管と師管を逆にする
  • 呼吸を夜だけとする
  • 対照実験で複数の条件を同時に変える

⑧ 理解チェック

  • 道管・師管のはたらきを言える
  • 光合成の式を言える
  • 呼吸の式を言える
  • 対照実験の読み取りができる

⑨ 問題編へ

「葉・茎・根の働き・光合成」の②の要点が頭に入ったら、問題編で手を動かしましょう。

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