理科 第2章
植物の分類(中1)
解説編
裸子・被子/単子葉・双子葉/離弁・合弁
図で復習する(本体)
解説を読む前に、図の日本語ラベルでもう一度構造を確認してください。文章は図で足りないところだけ補います。

子房の有無で裸子・被子に分かれ、被子は葉脈と根の形で単子葉・双子葉に分かれる。

分類の入口として、子房・胚珠の位置を確認する。
① 導入
この解説編では、分類の分岐を「根拠の語」まで書いて確かめます。色や大きさではなく、子房・葉脈・根・花弁のつき方で判断します。
② 基本概念
問題編の基本概念を参照してください。手順は「子房の有無→子葉・葉脈・根→(双子葉なら)花弁のつき方」です。
④ 例題 解説
例1 アブラナの花弁
1枚ずつ離れている=離弁花類。答え:a
つまずき:「a」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
例2 網状脈の植物
網状脈は双子葉類の特徴。答え:双子葉類
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
例3 胚珠がむき出し
子房がなく胚珠がむき出しなのが裸子植物の分類条件。答え:裸子植物
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
⑤ 基本問題 解説
復習1 植物の体の3部分
植物の基本的な体は、水を吸う根、支える茎、光を受ける葉に分かれる。答え:根、茎、葉
つまずき:「根、茎、葉」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
復習2 葉のすじ
葉に通るすじ状のつくりを葉脈という。答え:葉脈
つまずき:「根、茎、葉」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
復習3 水を吸い支える部分
土中で体を支え、水を吸収する部分は根。答え:根(a)
つまずき:「根(a)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
復習4 種子植物のふえ方
種子植物は胞子ではなく種子をつくってふえる。答え:種子
つまずき:「種子」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
1 裸子植物の例
答え:マツ(スギ・イチョウなども可)。子房がなく胚珠がむき出し。
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
2 単子葉類の根
単子葉類は太い主根をつくらず、同じくらいの細い根が広がる。答え:ひげ根
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
3 双子葉類の葉脈
双子葉類では葉脈が網目状に枝分かれする。答え:a(網状脈)
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
4 被子植物の定義
答え:b。子房があり胚珠が子房の中。
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
5 単子葉類の葉脈
単子葉類の葉では、葉脈がほぼ平行に走る。答え:平行脈
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
6 花弁がもとでくっつく
花弁のもとがつながっている双子葉類を合弁花類という。答え:合弁花類
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
7 双子葉類の根
双子葉類では太い主根から細い側根が分かれる。答え:c(主根と側根)
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
⑥ 標準問題 解説
8 分類の最初の着目点
答え:a。まず子房の有無(裸子/被子)。
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
9 イネの葉脈と根
単子葉類なので葉脈は平行脈、根はひげ根。
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
10 サクラの分類
花弁が離れる=離弁花類。網状脈・主根側根=双子葉類。
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
11 マツが裸子植物である理由
(例)子房がなく、胚珠がむき出しになっているから。
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
12 被子植物をすべて
スギは裸子。アブラナ・イネ・エンドウは被子。答え:a, c, d
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
13 平行脈・ひげ根
単子葉の特徴。答え:b(トウモロコシ)
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
14 合弁花類の例とちがい
(例)アサガオ。花弁がもとでくっついている点が離弁花類と違う。
つまずき:「b(トウモロコシ)」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。
15 双子葉で花弁がくっつく
双子葉類のうち花弁がもとでつながるグループ。答え:合弁花類
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
⑦ 応用・実力テスト形式 解説
16 裸子植物
裸子植物は子房をつくらず、胚珠がむき出しである。この特徴に当てはまるものを選ぶ。答え:マツ、スギ。どちらも子房がなく、胚珠がむき出しだから。
つまずき:裸子植物の判定は子房の有無と胚珠がむき出しか。被子植物と混同しない。
17 単子葉類
単子葉類は葉脈が平行脈で、根がひげ根になる。この二つの観察点を根拠にする。答え:イネ、トウモロコシ。どちらも平行脈で、ひげ根をもつから。
つまずき:単子葉類は平行脈+ひげ根。双子葉の網状脈・直根と取り違えない。
18(1)(2)(3)
(1) イネ、トウモロコシ、アブラナ、サクラ(マツ・スギ以外)
(2)(例)どちらも双子葉類で、子葉が2枚・葉脈は網状脈である。
(3)(例)イネは単子葉類、アブラナは双子葉類で、子葉の数や葉脈・根の形で分かれる。
つまずき:分類は裸子/被子→単子葉/双子葉の順。花の色など基準外の特徴で決めない。
19 未知の植物X
(例)子房があるので被子植物。平行脈・ひげ根なので単子葉類と考えられる。
つまずき:まず子房の有無で裸子/被子を分ける。子房があれば裸子植物にはならない。
20 花の色で合弁と決める誤り
(例)正しくない。合弁花類は花弁がもとでくっついているかどうかで判定する。色では決まらない。
つまずき:合弁・離弁は花弁のつき方で決める。花の色や大きさは分類基準にならない。
21(1)(2)(3)
(1) 裸子植物
(2) 双子葉類の離弁花類(離弁花類でも可)
(3)(例)葉脈が平行脈だから単子葉類である。
つまずき:(1)は子房の有無、(2)は花弁のつき方、(3)は葉脈。各問で見る観察点が違う。
⑧ 確認テスト 解説
1 胚珠がむき出し
胚珠が子房に包まれずむき出しなので裸子植物。答え:裸子植物
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
2 双子葉の葉脈
双子葉類の葉脈は網目状に広がる。答え:a(網状脈)
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
3 単子葉の根
単子葉類では多数の細い根が束状に出る。答え:ひげ根
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
4 花弁が離れる
花弁が1枚ずつ離れている双子葉類が離弁花類。答え:離弁花類
つまずき:分類の分岐順(子房→子葉→花弁)を飛ばす。
5 適当でない着目点
単子葉・双子葉は子葉、葉脈、根で分け、花の色は基準にしない。答え:d(花の色)
つまずき:花弁のつき方は離弁・合弁の基準で、花の色とは別。
⑨ 完全解説
以上が本単元の解説です。分類は「子房があるか」→「子葉の数」→「花弁のつき方」の順にたどる。
確認テストで詰まったら、同じ単元の要点編に戻って分類樹を確認しましょう。