要点編

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数学 第4章

比例・反比例

要点編

式・表・グラフの往復

要点編 — 参考書として先に読む。理解チェックができたら問題編へ。

ここは参考書パート(要点編)です。市販参考書と同じく「読んで理解 → 例題で流れを追う → チェック」の順で進めてください。理解チェックができたら問題編へ。

① この章のねらい

関数とは、xの値を決めるとyの値がただ一つ決まる関係である。比例y=axでは、xがn倍になるとyもn倍になり、グラフは原点を通る直線になる。反比例y=a/xでは、xがn倍になるとyは1/n倍になり、グラフは双曲線になる。式・表・グラフを行き来しながら、比例定数の意味と求め方を身につける。

  • 関数の意味を説明できる
  • 座標を読み書きできる
  • 比例の式とグラフの特徴を説明できる
  • 反比例の式とグラフの特徴を説明できる
  • 表から比例定数を求められる
  • 比例・反比例の文章題を解ける
小学校の橋渡し(ここから確認)
  • 小学校で学んだ比例・反比例の考え方(表の増え方)を思い出そう
  • 単位量あたりの大きさ(速さ・密度など)の復習をしよう
  • 表の縦と横の関係を読み取る練習を復習しよう
  • 分数のわり算・かけ算を確認しよう(比例定数の計算で使う)

② 重要ポイント(本文)

1.関数の意味

xの値を一つ決めると、それに対応するyの値がただ一つ決まるとき、yはxの関数であるという。

2.座標の読み方

平面上の点の位置は、x軸方向の値(x座標)とy軸方向の値(y座標)の組(x, y)で表す。

3.比例の式と比例定数

yがxに比例するとき、y=axの形で表され、このaを比例定数という。表ではyをxで割った値が一定になる。

4.比例のグラフ

y=axのグラフは原点を通る直線になる。aが正なら右上がり、aが負なら右下がりになる。

5.反比例の式と比例定数

yがxに反比例するとき、y=a/x(xy=a)の形で表される。表ではxとyの積が一定になる。

6.反比例のグラフ

y=a/xのグラフはなめらかな2本の曲線(双曲線)になり、x軸・y軸に近づくが交わらない。

7.表から比例・反比例を見分ける

表のxとyについて、y÷xが一定なら比例、x×yが一定なら反比例である。どちらも一定でなければ比例・反比例ではない。

8.比例・反比例の文章題

速さ・単価・満水までの時間などの場面では、まず比例か反比例かを見分け、式に表してから条件のxまたはyを代入する。

③ 公式・用語

名称内容メモ
比例y=ax(aは比例定数)
反比例y=a/x(xy=a)
座標点の位置を(x, y)の組で表す

用語集

用語意味
関数xを決めるとyが1つ決まる関係
変数色々な値をとる文字
比例y=axの形で表される関係
比例定数比例・反比例の式に出てくる定数a
反比例y=a/xの形で表される関係
座標点の位置を表す数の組
原点座標が(0, 0)である点
双曲線反比例のグラフの形

④ 解法・読み方の手順

表から比例か反比例かを見分ける手順

  1. 表のxとyの値を並べる
  2. y÷xを計算して一定かを確かめる
  3. x×yを計算して一定かを確かめる
  4. 一定になった方の式に表す

比例・反比例の文章題を解く手順

  1. xとyが何を表すか決める
  2. 比例か反比例かを見分ける
  3. 式に比例定数を代入して求める
  4. 条件のx(またはy)を代入して答えを出す

⑤ 図解

比例のグラフ
y
│    /
│  /
│/________ x
原点を通る直線
反比例のグラフ
y
│\
│ \
│  \__ x
原点を通らない双曲線

⑥ 例題(読んで流れを追う)

ここは「解く」より「途中式と根拠を追う」ための例です。演習は問題編で。

例題 1基本

yはxに比例し、x=3のときy=12である。比例定数を求めなさい。

考え方・途中式

y=axに(3,12)を代入して12=3a。両辺を3で割るとa=4。

答え:a=4

例題 2基本

y=-2xのグラフ上で、x=-3のときのyを求めなさい。

考え方・途中式

y=-2×(-3)=6。

答え:y=6

例題 3標準

yはxに反比例し、x=4のときy=6である。x=8のときのyを求めなさい。

考え方・途中式

xy=a=4×6=24。x=8のときy=24÷8=3。

答え:y=3

例題 4標準

表でx=1,2,3のときy=12,6,4であった。yをxの式で表しなさい。

考え方・途中式

x×yがすべて12で一定なので反比例。a=12より y=12/x。

答え:y=12/x

例題 5応用

60Lの水を毎分xLずつ入れるとき、いっぱいになるまでの時間をy分とする。yをxの式で表し、x=5のときのyを求めなさい。

考え方・途中式

水の量が一定なのでxy=60、y=60/x。x=5のときy=60÷5=12。

答え:y=60/x、y=12(分)

⑦ 模試・定期テストでの使い方

外部過去問(JS88・リセマム等)の使い分けは過去問・外部資料ガイドを参照。

  • 模試・定期テストでは、y=axとy=a/xを式の形(xがそのままかbunnoかけ算か)で見分けてから解き始める。
  • 座標は必ず(x座標, y座標)の順で書く習慣をつける。
  • 表の問題ではy÷xとx×yの両方を試し、どちらが一定かで比例・反比例を判定する。
  • 文章題では、答えに単位(分・円・cmなど)をつけ忘れないようにする。
  • 比例反比例は005net解説動画で式・表・グラフの往復を確認。
  • ⑤=ちびむす/手鏡相当 ⑥=005net例題相当 ⑦=中1定期後半相当(本アプリ)
  • ⑦は中1定期テスト後半相当:条件整理・複合計算・記述を必須にする
  • 作問時はちびむす/手鏡(⑤)・005net例題(⑥)の密度を定規に合わせる

⑧ よくあるミス

  • y=axとy=a/xを式の形だけで混同する
  • 座標を(y, x)の順に書いてしまう
  • 反比例のグラフを直線でかいてしまう
  • 表の値からx×yではなくx+yで比例定数を探そうとする
  • 比例のグラフが原点を通ることを確認せずにかく
  • 反比例でx=0のときのyを求めようとする(定義されない)

⑨ 理解チェック

口頭でもノートでもよいので、全部言えたら問題編へ。

  • 関数の意味を説明できる
  • 座標を読み書きできる
  • 比例の式を求められる
  • 比例のグラフの特徴を説明できる
  • 反比例の式を求められる
  • 反比例のグラフの特徴を説明できる
  • 表から比例・反比例を判別できる
  • 比例定数を求められる
  • 文章題を関数で解ける

⑩ 問題編へ

「比例・反比例」の要点を押さえたら、次は手を動かして定着させましょう。

問題編を開く →

解いたあとは解説編で途中式を確認し、間違えた問題は白紙で再挑戦。

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