解説編

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数学 第5章

比例・反比例

解説編

式・表・グラフの往復

解説編 — 途中式を省略せず確認。わかったら問題編で白紙再挑戦して定着。

図で復習する(本体)

解説を読む前に、図の日本語ラベルでもう一度構造を確認してください。文章は図で足りないところだけ補います。

比例のグラフ

y=2x は原点を通る直線になる。

反比例のグラフ

y=12/x は双曲線で、原点には近づくが通らない。

① 導入

この解説編では、問題編のすべての問題について途中式を省略せず解説します。比例はy÷xが一定、反比例はx×yが一定であることを常に確認しながら読んでください。

② 基本概念

問題編の基本概念を参照してください。式・表・グラフのどれから出発しても、比例定数(またはxy=aの値)を最初に求めることがすべての基本です。

④ 例題 解説

例1 比例、x=3, y=12

y=axに代入:12=3a → a=4

答え:y=4x

つまずき:負の数の代入でかっこをつけず二乗の符号を誤る。

例2 y=4xでx=−5

y=4×(−5)=−20

つまずき:問「例2」の条件の一部を読み落とす。

例3 反比例、x=4, y=6

a=xy=4×6=24

答え:y=24/x

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

例4 y=24/xでx=−3

y=24/(−3)=−8

つまずき:問「例4」の条件の一部を読み落とす。

例5 点(2,−6)を通る比例

−6=a×2 → a=−3

答え:y=−3x

つまずき:「y=−3x」と紛らわしい別解・別手順と取り違える。

⑤ 基本問題 解説

復習1 60÷20=3時間

つまずき:問「復習1」の条件の一部を読み落とす。

復習2 10÷40=0.25 → 25%

つまずき:問「復習2」の条件の一部を読み落とす。

復習3 120×4=480円

つまずき:問「復習3」の条件の一部を読み落とす。

復習4 40×2.5=100km

つまずき:問「復習4」の条件の一部を読み落とす。

1 y=5×3=15

つまずき:ss・problem・boxの取り違えや条件の読み落とし。

2 −20=5x → x=−4

つまずき:ass・problem・boxの取り違えや条件の読み落とし。

3 y=−2×(−6)=12

つまずき:iv・class・problemの取り違えや条件の読み落とし。

4 −8=a×2 → a=−4

つまずき:ass・problem・boxの取り違えや条件の読み落とし。

5 y=12/3=4

つまずき:iv・class・problemの取り違えや条件の読み落とし。

6 −2=12/x → x=−6

つまずき:class・problem・boxの取り違えや条件の読み落とし。

7 xy=8は積が一定 → 反比例 (c)

y=2xは比例(原点を通り商が一定)。y=x+3は原点を通らず比例ではない。y=x²も比例・反比例ではない。

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

8 9=a×(−3) → a=−3 → y=−3x(a)

つまずき:の条件の一部を読み落とす・xy・8は積が一定の取り違えや条件の読み落とし。

23 y=−4×(−5)=20

つまずき:xは比例・原点を通り商が一定・3は原点を通らず比例ではの取り違えや条件の読み落とし。

24 −9=36/x → x=−4

つまずき:3x・の条件の一部を読み落とすの取り違えや条件の読み落とし。

⑥ 標準問題 解説

9 比例、x=−2, y=10

a=10÷(−2)=−5、y=−5x

x=7のとき:y=−5×7=−35

つまずき:div・class・problemの取り違えや条件の読み落とし。

10 反比例、x=−6, y=−3

a=(−6)×(−3)=18、y=18/x

x=2のとき:y=18/2=9

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

11 比例の表(x=2でy=6)

a=6÷2=3、y=3x

ア:x=−4 → y=3×(−4)=−12

イ:x=6 → y=3×6=18

つまずき:tep・2のとき・比例と反比例を取り違えの取り違えや条件の読み落とし。

12 反比例の表(x=2でy=24)

a=2×24=48、y=48/x

ア:x=4 → y=48/4=12

イ:x=8 → y=48/8=6

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

13 点(4,−8)を通る反比例

a=4×(−8)=−32、y=−32/x

x=−2のとき:y=−32/(−2)=16

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

20 比例、x=5, y=−15 → x=−4のとき

a=−15÷5=−3、y=−3x

x=−4のとき:y=−3×(−4)=12

つまずき:2のとき・比例と反比例を取り違え・積と商のどちらが一定かをの取り違えや条件の読み落とし。

21 反比例、x=8, y=−3 → x=−6のとき

a=8×(−3)=−24、y=−24/x

x=−6のとき:y=−24/(−6)=4

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

22 比例の表(x=1でy=−4)

a=−4÷1=−4、y=−4x

ア:x=−3 → y=−4×(−3)=12

イ:x=6 → y=−4×6=−24

つまずき:6のとき・比例と反比例を取り違え・積と商のどちらが一定かをの取り違えや条件の読み落とし。

25 反比例の表(x=−4でy=6)

a=(−4)×6=−24、y=−24/x

ア:x=2 → y=−24/2=−12

イ:x=8 → y=−24/8=−3

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

26 点(−5, 10)を通る比例

a=10÷(−5)=−2、y=−2x

x=3のとき:y=−2×3=−6

つまずき:比例と反比例を取り違え・積と商のどちらが一定かを・確認しないの取り違えや条件の読み落とし。

⑦ 応用・実力テスト形式 解説

14 水槽に水を入れる

(1) 毎分3Lなので、y=3x

(2) 45=3x → x=15分後

(3) 1分あたりの増え方が一定(3L)なので、x分後は3×x Lとなり、これは比例の関係 y=3x になる。

つまずき:1分3Lなら y=3x の比例。式を y=3+x のように足し算で立式しない。

15 歯車の回転数

歯数×回転数は一定:24×10=240

x=16のとき:240÷16=15回転

つまずき:歯車がかみ合うとき、単位時間あたりに通過する歯の数は等しくなる。これは「歯数×回転数=一定」という反比例の関係を意味する。

16 90kmの走行時間と速さ

y=90/x。x=30のとき:y=90/30=3時間

45分=0.75時間なので、短縮後の時間は 3−0.75=2.25時間(=9/4時間)

必要な速さ:90÷(9/4)=90×4/9=40km/h

つまずき:45分=0.75時間に直してから速さを求める。分のまま90÷45としない。

17 比例と反比例の交点

3x = 12/x

両辺にxを掛ける:3x² = 12

x² = 4、xが正なので x = 2

y = 3×2 = 6

答え:(2, 6)

つまずき:交点はどちらのグラフの式も同時に満たす点。yを消去して1つの方程式にする。

18 比例の表の空欄と、グラフの説明

(1) x=3のときy=6なので、a=6÷3=2。y=2x

(2) ア:y=10のとき、10=2x → x=5

  イ:x=9のとき、y=2×9=18(x=12でy=24になることでも確認できる)

(3) a=2>0なので、右上がりの直線。比例のグラフは必ず原点を通り、xとyが同符号(両方正、または両方負)になるので第1・第3象限を通る。正しい説明はa

つまずき:比例定数aの符号が、グラフが右上がりか右下がりかを決める。a>0なら右上がり(第1・第3象限)、a<0なら右下がり(第2・第4象限)になる。表の値から式が決まれば、実際に描かなくてもグラフの形は説明できる。

19 速さ・時間・道のり

(1) 道のりが一定(2400m)なので、速さxと時間yは反比例:xy=2400 → y=2400/x

(2) x=80のとき:y=2400÷80=30(分)

(3) (2)の30分の半分は15分。

毎分80mで15分:80×15=1200m

毎分160mで15分:160×15=2400m

道のりの差:2400−1200=1200(m)

つまずき:(1)(2)は「道のり一定」で速さと時間が反比例の関係。(3)は「時間一定(15分)」で道のりと速さが比例の関係になる。同じ速さ・時間・道のりの関係でも、どの量を固定するかによって比例になるか反比例になるかが変わる点がこの単元の核心。

⑧ 確認テスト 解説

1 比例、x=−4, y=8

a=8÷(−4)=−2

x=6のとき:y=−2×6=−12

つまずき:ass・mt・textの取り違えや条件の読み落とし。

2 反比例、x=5, y=−6

a=5×(−6)=−30

y=15のとき:15=−30/x → x=−2

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

3 反比例の表(x=3でy=8)

a=3×8=24、y=24/x

ア:y=6のとき x=24/6=4

イ:x=12のとき y=24/12=2

つまずき:比例と反比例を取り違え、積と商のどちらが一定かを確認しない。

4 水を抜く時間

60÷5=12分後

つまずき:反比例の表・3でy・6のときの取り違えや条件の読み落とし。

5 歯車の歯数

18×20=360(一定)

360÷15=24(枚)

つまずき:中心角/360 をかけ忘れる。

⑨ 完全解説

以上が第4章の全問題の解説です。歯車や水槽の問題は、実は「比例」「反比例」の考え方がそのまま使われています。身近な現象と結び付けて覚えましょう。

次のステップ

確認テストで80%以上取れたら、第5章「平面図形」に進みましょう。

学力向上テクニック — 解説のあとにやること

  • 間違えた問を次のどれかに分類する:知識不足(公式・性質)/読み違い(条件見落とし)/計算・符号ミス/時間不足。
  • 解説を読んだら、同じ問を問題編で白紙再挑戦する(見て解けただけでは定着しない)。
  • 解けなかった問は学習記録の復習リストに残し、翌日→3日後→7日後の順で戻る。
  • 標準レベルで落とした問を優先する。難問だけに時間を使いすぎない。

学習記録で復習期限を確認する。計画の全体像は得点アップの技術へ。

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