要点編

読んで理解チェック → 問題編へ。セクション名タップで到達記録。

社会 第5章

古代

要点編

縄文〜平安

要点編 — 参考書として先に読む。理解チェックができたら問題編へ。

まず①の図で構造を掴み、つづく②の要点本文で意味・手順・注意を読む。 ⑤の例題は、②で説明した内容だけを確認するためのものです。説明していない解法は出しません。

この章でできるようになること

  • 旧石器〜弥生の生活の変化を説明できる
  • 大和政権の広がりを古墳と結び付けられる
  • 聖徳太子・大化の改新の内容を説明できる
  • 班田収授と租庸調の関係を説明できる
  • 摂関政治の基盤(外戚)を説明できる
小学校の橋渡し(必要なら開く)
  • 年表は左(上)が古い、右(下)が新しい。
  • 年号が分からなくても前後関係が分かれば年表は読める。

① 図で構造を掴む

図の日本語ラベルで全体の関係を先に見てください。細部の意味・使い方は②の本文で説明します。

古代の位置(年表)

図は古墳→飛鳥→奈良→平安が本体。鎌倉以降は次単元。縄文・弥生は下のキーワードカード。

古代キーワード

縄文→弥生・前方後円墳・十七条・班田・摂関。鎌倉以降は載せない。

摂関政治(古代側)

藤原氏が天皇の外戚として摂政・関白になる。右の執権は中世(C06)。

② 要点(本文)

この章の学習内容はここが本体です。例題・問題編は、ここで読んだ内容を使う練習です。

1.弥生への変化

弥生時代には稲作と金属器が広がり、むらからくにへ進む。縄文とのちがいは「生産」で押さえる。定住と余剰生産が社会の規模を変えた流れとして説明する。縄文の狩猟採集と対比して覚える。稲作は定住と余剰を生み、首長の力が強まる流れにつながった。古墳時代には前方後円墳が広がり、大和政権の力が各地へ及んだことを示す。古代史は原因→出来事→結果の順に置き、年号だけ暗記しない。

2.聖徳太子と大化の改新

593年、聖徳太子(厩戸王)が摂政となり、天皇中心の国づくりを進めた。604年に十七条の憲法を定め、607年に小野妹子らを遣隋使として送った。645年の大化の改新は、中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒した政治改革である。593年摂政→604年十七条→645年大化、の順を年表で固定する。人物名だけでなく「摂政」「改新」など地位・改革名をセットで答える。

3.律令と班田

律令国家では戸籍に基づき口分田を与える班田収授法があり、租・庸・調で税を取る。田と税はセットである。班田収授法→口分田→租庸調の順で覚え、税の種類だけ暗記しない。戸籍がなければ口分田も税も結び付かない。口分田は戸籍に基づいて与えられ、6年ごとに班給される。租は穀物、庸は労役、調は特産物など、税の種類も区別する。710年平城京、794年平安京の都の移動も年表で確認する。

4.摂関と国風文化

藤原氏は天皇の外戚として摂政・関白を独占し、摂関政治を行った。鎌倉の執権(北条氏が将軍を補佐)と混同しない。補佐する相手が天皇か将軍かで時代と政治の型を区別する。894年に遣唐使が停止されたあと、唐風から離れ、かな文字などが発展した文化を国風文化という。藤原道長の「望月の歌」は摂関政治の最盛期を示す史料として読める。

③ 公式・用語

名称内容メモ
古代の軸旧石器 → 縄文 → 弥生 → 古墳 → 飛鳥 → 奈良 → 平安
年数新しい年 − 古い年 = 経過年数
聖徳太子593年 摂政 → 604年 十七条の憲法 → 607年 遣隋使
都の移動710年 平城京 → 794年 平安京
用語意味
聖徳太子593年に摂政となり、十七条の憲法や遣隋使を進めた人物。
大化の改新645年、中大兄皇子と中臣鎌足らによる政治改革。
班田収授法戸籍に基づき口分田を与えた制度。
租・庸・調律令国家の税。租は穀物など。
摂関政治藤原氏が摂政・関白として行った政治。
国風文化遣唐使停止後に発展した、日本独自の文化。
前方後円墳大和政権の広がりを示す代表的な古墳の形。
十七条の憲法604年、聖徳太子が定めた役人の心構え。

④ 解く手順

古代の因果手順

  1. 前の社会の課題を一文で書く。
  2. 誰が何をしたかを地位つきで書く。
  3. 政治・税・文化のどれが変わったか書く。

年表の手順

  1. まず時代の区切りを置く。
  2. 次に都・改革・対外関係を横に並べる。
  3. 最後に矢印で原因と結果を結ぶ。

定期・実力テストで点にする手順

  1. 学校ワークを1周し、わからない問に×、あやしい問に△の印をつける
  2. 印の問題だけを答えを見ずに2周目する(ここが得点に直結する)
  3. 本アプリの⑦で条件整理・記述・複合を練習する
  4. ミスを知識不足/読み違い/ケアレス/時間不足に分け、対策を変える

⑤ 例題(②の確認)

各例題は②で説明したルール・手順だけを使います。解けないときは答えを見る前に、②の該当項目へ戻ってください。

例題 1基本

593年に摂政となり十七条の憲法を定めた人物は誰か。

考え方・答えを見る

まず593年=摂政。次に604年十七条・607年遣隋使を結び、天皇中心の国づくりと答える。

答え:聖徳太子

例題 2基本

645年の政治改革を何というか。

考え方・答えを見る

中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒した改革。だから大化の改新。

答え:大化の改新

例題 3基本

班田収授法とは何か。

考え方・答えを見る

まず戸籍→次に口分田→最後に税(租庸調)とつなぐ。

答え:戸籍に基づき口分田を与える制度

例題 4標準

摂関政治で力を持った一族は何か。

考え方・答えを見る

まず外戚として摂政・関白を独占したのが藤原氏。次に執権(北条氏)と混同しない。

答え:藤原氏

例題 5応用

遣唐使停止後に発展した文化を何というか。

考え方・答えを見る

894年停止→唐風から離れ、かな文字などが発展。だから国風文化。

答え:国風文化

⑥ 模試・定期テストでの使い方

この単元で点を取るための使い方です。計画の全体像は得点アップの技術も併せて確認してください。

学力向上テクニック(社会)

  • 用語は丸暗記で終わらせず、「なぜそうなるか」「何の結果か」の因果でつなぐ。
  • 地図・統計は見出し→単位→比較対象の順。数値の大小だけで断定しない。
  • 歴史は出来事の前後関係を年表で押さえ、政治・文化・対外関係を分けて整理する。
  • 古代は政権・文化・対外関係を時代順に整理する。
  • 資料は「誰が・何のために」を一文で補う。

全体の計画の立て方は得点アップの技術を見てから、この章の問題編へ進みましょう。

  • 古代は政権・文化・対外関係を時代順に整理する。
  • 資料は「誰が・何のために」を一文で補う。
  • 年号は前後の出来事とセットで覚える。
  • 人物名だけでなく地位(摂政など)を問う。
  • 記述は原因と結果を接続詞で結ぶ。
  • 平城京(710)と平安京(794)の順序を年表で確認する。
  • 用語は丸暗記で終わらせず、「なぜそうなるか」「何の結果か」の因果でつなぐ。
  • 地図・統計は見出し→単位→比較対象の順。数値の大小だけで断定しない。

⑦ よくあるミス

  • 摂関(藤原氏)と執権(北条氏)を混同する。
  • 平城京(710・奈良)と平安京(794・京都)を逆にする。
  • 大化の改新と平城京遷都の順序を逆にする。
  • 年号だけで因果を書かない。

⑧ 理解チェック

  • 旧石器〜平安の順を言える
  • 前方後円墳と大和政権を説明できる
  • 聖徳太子の政治を言える
  • 大化の改新を言える
  • 班田と租庸調を言える
  • 摂関政治の基盤を言える

⑨ 問題編へ

「古代」の②の要点が頭に入ったら、問題編で手を動かしましょう。

問題編を開く →
目次