理科 第14章
実戦総合(中1横断)
要点編
4分野横断の総合演習
まず①の図で構造を掴み、つづく②の要点本文で意味・手順・注意を読む。 ⑤の例題は、②で説明した内容だけを確認するためのものです。説明していない解法は出しません。
この章でできるようになること
- 単元をまたぐ用語を混同せず使える
- 密度・濃度・倍率・圧力などの計算ができる
- 比例問題の共通型を使える
- 弱点単元を特定して要点編に戻れる
小学校の橋渡し(必要なら開く)
- 各単元の要点編の最初に戻って確認する。
- 計算問題は単位を最後まで書く習慣を確認する。
① 図で構造を掴む
図の日本語ラベルで全体の関係を先に見てください。細部の意味・使い方は②の本文で説明します。

密度・速さ・ばね・顕微鏡倍率など、よく使う式を一覧で確認。
② 要点(本文)
この章の学習内容はここが本体です。例題・問題編は、ここで読んだ内容を使う練習です。
1.横断の見取り
実戦総合では観察・分類(S01–S03)、物質の量(S04–S07)、光・音・力(S08–S10)、大地の変化(S11–S13)の4ブロックに分けて問題を整理する。問題文を読んだら単元名を書き出し、使う式や用語を特定する。弱点単元が可視化され、要点編に戻る復習が効率的になる。間違えた問題の単元番号をメモし、要点編で該当章を読み直す。
2.比例の共通性
倍率×視野=一定、密度=質量÷体積、伸び∝力、初期微動継続時間∝震源距離、濃度=溶質÷溶液×100は、いずれも比例計算の共通型で解ける。まず1単位あたりの値(比例定数)を求め、何倍かを計算する。グラフ問題でも表から1単位あたりを読む手順は同じである。「1単位あたり→何倍か」の型は倍率・密度・伸び・距離で共通である。
3.用語の対比
示準化石と示相化石の違いは、示準=年代、示相=環境である。実像↔虚像、道管↔師管、火山岩↔深成岩、P波↔S波、震源↔震央なども対義語をペアで復習すると混同を防げる。似た用語は表に並べて違いを1行ずつ書く。総合問題では単元をまたいで似た用語が出るため、ペア復習が有効である。混同しやすい用語は2列の表に書き、違いを1行でまとめる。
4.計算問題の手順
計算問題は「何を求めるか→使う式→単位をそろえる→計算→答えに単位」の順で解く。比例問題ではグラフまたは表から1単位あたりを先に求める。途中式を省略しない。複数単元の問題では式を取り違えやすいので、問題の冒頭で単元を特定してから式を選ぶ。答えだけでなく途中式と単位まで書く習慣をつける。密度・濃度・倍率・圧力など、単元が変わっても手順の型は同じである。
③ 公式・用語
| 名称 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 顕微鏡の倍率 | 接眼 × 対物 | — |
| 密度 | 質量 ÷ 体積 | — |
| フックの法則 | 伸び ∝ 力 | — |
| 初期微動継続時間 | S − P(距離に比例) | — |
| 質量パーセント濃度 | 溶質 ÷ 溶液 × 100 | — |
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 対照実験 | 調べたい条件だけを変える実験。 |
| 示準化石 | 年代の手がかり。 |
| 示相化石 | 環境の手がかり。 |
| 実像 | スクリーンにできる像。 |
| 虚像 | レンズ越しに見える像。 |
④ 解く手順
総合問題の解き方
- 問題文から単元を特定する
- 使う式・用語を書き出す
- 単位を確認して計算する
復習の手順
- 間違えた単元を特定する
- 要点編で該当章を確認する
- 同型問題を解き直す
定期・実力テストで点にする手順
- 学校ワークを1周し、わからない問に×、あやしい問に△の印をつける
- 印の問題だけを答えを見ずに2周目する(ここが得点に直結する)
- 本アプリの⑦で条件整理・記述・複合を練習する
- ミスを知識不足/読み違い/ケアレス/時間不足に分け、対策を変える
⑤ 例題(②の確認)
各例題は②で説明したルール・手順だけを使います。解けないときは答えを見る前に、②の該当項目へ戻ってください。
接眼10・対物10の倍率は?
考え方・答えを見る
まず総合倍率=接眼レンズ×対物レンズ。次に10×10を計算する。だから100倍。
答え:100倍
質量27g・体積10cm³の密度は?
考え方・答えを見る
まず密度=質量÷体積。次に27÷10=2.7。だから2.7g/cm³。
答え:2.7 g/cm³
1Nで4cm伸びるばねに3Nで伸びは?
考え方・答えを見る
まず伸び∝力。次に4×3=12。だから12cm。
答え:12 cm
示準化石と示相化石の違いは?
考え方・答えを見る
まず示準化石は広い範囲で短い時代に見つかる。次に示相は特定環境の手がかり。だから示準=年代、示相=環境。
答え:示準=年代、示相=環境
⑥ 模試・定期テストでの使い方
この単元で点を取るための使い方です。計画の全体像は得点アップの技術も併せて確認してください。
学力向上テクニック(理科)
- 用語は「名前」だけでなく、実験・観察の手順と結果の理由とセットで覚える。
- 実験問題は「変えた条件」「そろえた条件」「結果」を分けて書く。
- 計算は単位をそろえてから式を立て、答えに単位をつける。
- 分野をまたぐ問は、使う法則を先に一つ選ぶ。
- データがある問は計算より先に見出しと単位を読む。
全体の計画の立て方は得点アップの技術を見てから、この章の問題編へ進みましょう。
- 分野をまたぐ問は、使う法則を先に一つ選ぶ。
- データがある問は計算より先に見出しと単位を読む。
- 問題の冒頭で単元を特定してから式を選ぶ
- 対義語(示準↔示相など)をペアで確認する
- 比例問題は1単位あたりを先に求める
- 弱点単元は要点編に戻って確認する
- 用語は「名前」だけでなく、実験・観察の手順と結果の理由とセットで覚える。
- 実験問題は「変えた条件」「そろえた条件」「結果」を分けて書く。
⑦ よくあるミス
- 似た用語を混同する
- 比例定数を求めずに当て推量する
- 単位換算を省略する
- 複数単元の問題で式を取り違える
⑧ 理解チェック
- 横断計算ができる
- 用語の対比を説明できる
- 比例の共通型を使える
- 弱点単元に戻れる
⑨ 問題編へ
「実戦総合(中1横断)」の②の要点が頭に入ったら、問題編で手を動かしましょう。
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