英語 第6章
実戦演習
要点編
文法・読解・作文のミニ総合
ここは参考書パート(要点編)です。市販参考書と同じく「読んで理解 → 例題で流れを追う → チェック」の順で進めてください。理解チェックができたら問題編へ。
① この章のねらい
実戦演習は、知識を増やす時間ではなく、文法・読解・英作文の力を制限時間内の得点へ変える訓練である。問題形式ごとに解く手順を固定し、根拠を残し、誤答の原因を分類する。正解でも根拠を説明できないなら復習対象である。
- 制限時間内に文法・読解・英作文を解き切る
- 文法問題の根拠となる規則を説明できる
- 読解問題の根拠を本文に残せる
- 英作文で主語と動詞を確認できる
- 誤答原因を分類し次の学習につなげられる
- 日本語と英語の語順の違い(動詞が主語の直後に来る)を確認する
- be動詞と一般動詞の違いを一言で区別してから、文法・読解・英作文に進む
② 重要ポイント(本文)
1.時間配分は見直し時間を先に確保する
試験時間をいきなり大問数で割る前に、最後の見直し時間を確保する。残った時間を文法・読解・英作文に割り振る。
2.文法問題は形を先に決める
空所の前後を見て、be動詞か一般動詞か、現在形か現在進行形か、canがあるかを先に判断する。選んだあとに、他の選択肢がなぜ不適切かを1つ説明できるようにする。
3.読解問題は根拠の文へ線を引く
内容一致や語彙の問題では、答えの根拠となる文を本文で見つける。選択肢の一部ではなく、主語・時・範囲まで比較できる箇所を探す。
4.英作文は構成と見直しの時間を分ける
書き始める前に話題とdetailsを短くメモし、書き終えたら主語と動詞、3単現、冠詞を確認する時間を最後に残す。
5.誤答は知識・読解・表記に分類する
「なんとなく間違えた」で終わらせず、知らなかった規則、本文の読み違い、書き間違いのどれかに分類し、次の一行動を決める。
6.解き直しは時間を置いて行う
解説を読んだ直後にできても、記憶に頼っている可能性がある。数日後に答えを隠して、自力で根拠から解き直す。
③ 公式・用語
| 名称 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 時間配分 | 総時間 − 見直し時間 = 解答時間 | 見直しを先に確保する。 |
| 文法問題 | 空所の前後 → 規則を予測 → 選択肢を確認 | 直感だけで選ばない。 |
| 読解問題 | 設問の条件 → 本文の根拠文 → 選択肢の照合 | — |
| 英作文 | 構成 → 執筆 → 動詞・3単現確認 | 見直しを最後に残す。 |
用語集
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 実戦演習 | 本番形式で行う練習 |
| 時間配分 | 大問ごとに使う時間の計画 |
| 根拠 | 答えを支える本文・規則の情報 |
| 誤答分析 | 間違いの理由を調べること |
| 解き直し | 時間を置いて再度解くこと |
④ 解法・読み方の手順
模試形式で演習する
- 制限時間を設定する
- 文法→読解→英作文の順に進める
- 根拠や迷いを問題用紙に残す
- 採点後に誤答原因を分類する
誤答ノートを作る
- 問題番号と自分の答えを書く
- 正解の根拠を1文で書く
- 原因(知識・読解・表記)を分類する
- 次に確認する規則を決める
⑤ 図解
文法 → 読解 → 英作文の順で時間を配分する
誤答:知識不足 / 読み違い / 書き間違い → 次の一行動
⑥ 例題(読んで流れを追う)
ここは「解く」より「途中式と根拠を追う」ための例です。演習は問題編で。
15分で文法5問・読解5問・英作文1問を解く場合、見直し2分を残すなら解答時間は何分か。
考え方・途中式
総時間15分から見直し2分を引くと、解答に使える時間は13分である。
答え:13分
文法問題でcanを選んだ根拠を書きなさい。I ( ) swim very well.(can)
考え方・途中式
canのあとにswim(原形)が続いていることから、能力を表すcanが適切だと判断する。
答え:canの後は動詞の原形が必要で、「〜できる」という能力を表すため。
読解の内容一致で迷った選択肢をどう検証するか、答えなさい。
考え方・途中式
選択肢の単語が本文と同じでも、主語や時が違えば不一致になるため、細部まで照合する。
答え:本文の対応箇所を探し、主語・時・範囲まで一致するか確認する。
英作文で「彼女は毎日ピアノを練習します。」と書くときに確認すべき点を1つ答えなさい。
考え方・途中式
3単現の規則を確認しないと、She practice the piano.のような誤りになる。
答え:主語Sheが3人称単数なので、動詞practiceに-sをつけて practices にすること。
誤答ノートに「3単現の-sを忘れた」と書いた場合、次にする具体的な行動を1つ答えなさい。
考え方・途中式
原因を分類したら、同じ規則を使う類題を解いて定着を確認する行動につなげる。
答え:3単現を使う英作文・並べかえ問題を3問選んで解き直す。
⑦ 模試・定期テストでの使い方
外部過去問(JS88・リセマム等)の使い分けは過去問・外部資料ガイドを参照。
- 文法・読解・英作文の順で時間を計って解く
- 文法は選んだ根拠を1つ説明できるようにする
- 読解は根拠の文に必ず印をつける
- 英作文は動詞と3単現を最後に見直す
- 誤答は原因を分類してから次の行動を決める
- 本アプリ実戦演習で文法・読解・作文のミニ総合。
- ⑤=英語ブロック文法 ⑥=005net英語 ⑦=中1定期後半相当(本アプリ)
- ⑦は文法の複合・短い読解+記述・会話のやり取りを含める
- 作問定規:英語ブロック(⑤)・005net英語(⑥)
⑧ よくあるミス
- 時間を測らずに演習する
- 文法問題を直感だけで選ぶ
- 読解の選択肢を一部一致で決める
- 英作文を書いたあとに見直しをしない
- 誤答を「ケアレスミス」と一括りにして終える
⑨ 理解チェック
口頭でもノートでもよいので、全部言えたら問題編へ。
- 制限時間を設定して解いた
- 文法の根拠を説明できた
- 読解の根拠文を本文に残した
- 英作文で主語と動詞を確認した
- 誤答原因を分類した
- 類題で解き直しをした