英語 第1章
文法
要点編
be動詞・一般動詞・疑問文・現在進行形・can 等(中1)
ここは参考書パート(要点編)です。市販参考書と同じく「読んで理解 → 例題で流れを追う → チェック」の順で進めてください。理解チェックができたら問題編へ。
① この章のねらい
英文法は、単語を日本語の順に並べ替える作業ではない。主語と動詞を中心にして、英語の語順で意味を組み立てる規則である。中1では、be動詞と一般動詞をはっきり区別し、3人称単数現在(3単現)・疑問文・否定文・現在進行形・canを正確に使えるようにする。これらは中2以降のすべての文法の土台になる。
- be動詞と一般動詞を区別できる
- 3単現の-s・-esを正しくつけられる
- be動詞・一般動詞の疑問文・否定文を作れる
- 疑問詞疑問文を作れる
- 現在進行形を正しい形で使える
- canで能力・依頼を表せる
- 短い英文を語順のミスなく書ける
- 日本語と英語の語順の違い(英語は主語の直後に動詞が来る)を確認する
- be動詞(am/is/are)=「〜です」と一般動詞=「〜する」の違いを一言で区別する
② 重要ポイント(本文)
1.be動詞は主語で形が変わる
be動詞は「〜です」「〜にいます」という意味を表し、主語によってam・are・isを使い分ける。I am a student. / You are kind. / He is in the classroom.のように、主語の人称と数(単数・複数)に注意する。
- I → am
- You / We / They → are
- He / She / It → is
2.一般動詞は動作や状態を表す
一般動詞は「〜する」という動作や習慣を表す語で、play, like, study, haveなどがある。I play tennis. / They like music.のように、主語のあとにそのまま置く(be動詞とは別の動詞であり、同じ文で両方使うことはできない)。
3.3単現(3人称単数現在)の作り方
主語がhe, she, itまたは人・もの1つを表す語で、現在の文のときだけ、一般動詞に-sまたは-esをつける。ふつうは-s(play→plays)、s・x・ch・sh・oで終わる語は-es(wash→washes, go→goes)、子音字+yで終わる語はyをiに変えて-es(study→studies)、haveはhasという特別な形になる。
4.be動詞の疑問文・否定文
be動詞の疑問文は、be動詞を主語の前に出す(Are you free?)。否定文はbe動詞の直後にnotを置く(I am not busy. / She is not at home.)。
5.一般動詞の疑問文・否定文
一般動詞の疑問文・否定文には、do(主語がI/you/we/they)またはdoes(主語が3人称単数)を使う。Do you like dogs? / Does he play soccer?のあとの動詞は、必ず原形(-sをつけない形)に戻す。否定文はdo not(don't)、does not(doesn't)を動詞の前に置く。
6.疑問詞疑問文の作り方
What(何)、Who(誰)、Where(どこ)、When(いつ)、Why(なぜ)、How(どう・どのくらい)を文の最初に置き、そのあとに疑問文の形(do/does+主語+動詞の原形、またはbe動詞+主語)を続ける。Where do you live? / What time is it?
7.現在進行形の作り方
「今、〜している」という進行中の動作は、be動詞(am/are/is)+動詞の-ing形で表す。ふつうは-ing(play→playing)、eで終わる語はeを消して-ing(make→making)、短い母音+子音字で終わる語は子音字を重ねて-ing(run→running, swim→swimming)。疑問文・否定文はbe動詞の規則と同じ(Are you studying? / She is not watching TV.)。
8.canの意味と文の形
canは動詞の前に置く助動詞で、「〜できる」という能力(I can swim.)や、Can you ...?で「〜してくれますか」という依頼を表す。canのあとの動詞は必ず原形になる。否定はcan not、短縮形はcan't(cannot)。
9.主語と動詞のペアをそろえる
英文を書くときは、まず主語(誰が・何が)と動詞(する・である)を1組決める。1つの文に主語と動詞のペアは基本的に1組であり、be動詞と一般動詞を同じ動作に対して両方使わない(誤:I am like dogs. → 正:I like dogs.)。
③ 公式・用語
| 名称 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| be動詞 | I am / You・We・They are / He・She・It is | 主語の人称と数で形が変わる。 |
| 一般動詞の3単現 | 主語が3人称単数のとき動詞+-s/-es | have → has は特別な形。 |
| 一般動詞の疑問文 | Do/Does + 主語 + 動詞の原形 ...? | 主語が3人称単数ならDoes。 |
| 一般動詞の否定文 | 主語 + do not(don't)/does not(doesn't) + 動詞の原形 | — |
| 現在進行形 | be動詞 + 動詞-ing | be動詞の時制・人称を主語に合わせる。 |
| can | can + 動詞の原形 | 疑問文はCan+主語+動詞の原形? |
用語集
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 主語 | 動作・状態の主体を表す語 |
| be動詞 | am・are・isのこと。「〜です・〜にいます」を表す |
| 一般動詞 | play, like, studyなど「〜する」を表す動詞 |
| 3人称単数現在(3単現) | 主語がhe/she/itで現在の文のときの動詞の形 |
| 疑問詞 | What, Who, Where, When, Why, Howなど |
| 現在進行形 | 今している動作を表す、be動詞+動詞-ingの形 |
| 助動詞 | canのように動詞の前に置いて意味を加える語 |
| 原形 | 動詞の変化していないもとの形 |
| 短縮形 | I'm, don't, can'tのように語を短くした形 |
④ 解法・読み方の手順
英文を組み立てる
- 主語を決める
- be動詞か一般動詞かを決める
- 主語が3人称単数なら動詞の形を確認する
- 修飾語(every day, nowなど)を最後に加える
疑問文を作る
- be動詞の文か一般動詞の文かを確認する
- be動詞ならbe動詞を主語の前に出す
- 一般動詞ならDo/Doesを主語の前に置き、動詞を原形に戻す
- 疑問詞があれば文の最初に置く
現在進行形にする
- 主語に合うbe動詞を選ぶ
- 動詞を-ing形にする(スペリングの規則を確認する)
- 否定文・疑問文もbe動詞の規則で作る
⑤ 図解
be動詞:I am / You・We・They are / He・She・It is
一般動詞の疑問文・否定文: I/you/we/they → Do / don't he/she/it → Does / doesn't
現在進行形:be動詞 + 動詞-ing I am reading. / She is cooking. / They are playing.
⑥ 例題(読んで流れを追う)
ここは「解く」より「途中式と根拠を追う」ための例です。演習は問題編で。
次の文の( )に適切なbe動詞を入れなさい。My brother ( ) tall.
考え方・途中式
主語My brotherは3人称単数(heと同じ扱い)なので、be動詞はisになる。
答え:is
( )内の動詞を正しい形にしなさい。She (study) English every day.
考え方・途中式
主語Sheは3人称単数。studyは子音字+yで終わるので、yをiに変えて-esをつける。
答え:studies
次の文を疑問文にしなさい。You like music.
考え方・途中式
一般動詞の疑問文は、主語の前にDoを置く。主語youと動詞likeはそのままでよい。
答え:Do you like music?
次の文を否定文にしなさい。They are watching TV now.
考え方・途中式
be動詞の否定文は、be動詞の直後にnotを置く。areの後にnotを入れる。
答え:They are not watching TV now.
日本文に合うように英文を完成させなさい。「私の兄は毎日サッカーをします。」
考え方・途中式
主語My brother(3人称単数)→動詞plays(3単現)→目的語soccer→every dayは文末に置く。
答え:My brother plays soccer every day.
⑦ 模試・定期テストでの使い方
外部過去問(JS88・リセマム等)の使い分けは過去問・外部資料ガイドを参照。
- 動詞を書く前に、be動詞と一般動詞のどちらかを必ず決める
- 主語が3人称単数のときだけ動詞に-s・-esをつける
- 疑問文・否定文はdo/doesかbe動詞かをそろえる
- canのあとの動詞は必ず原形にする
- 進行形のスペリングの規則(run→running)を確認する
- 英語ブロックの基礎文法プリント→本アプリ⑤⑥→読解章。
- ⑤=英語ブロック文法 ⑥=005net英語 ⑦=中1定期後半相当(本アプリ)
- ⑦は文法の複合・短い読解+記述・会話のやり取りを含める
- 作問定規:英語ブロック(⑤)・005net英語(⑥)
⑧ よくあるミス
- be動詞と一般動詞を同じ文で重ねて使う(I am like dogs.)
- 主語が3人称単数なのに動詞に-sをつけ忘れる
- don'tとdoesn'tを主語で区別しない
- canのあとの動詞に-sやtoをつける(He can to swim. / He cans swim.)
- 進行形でbe動詞を落とす(She cooking now.)
⑨ 理解チェック
口頭でもノートでもよいので、全部言えたら問題編へ。
- be動詞を主語に合わせて選べる
- 一般動詞の3単現を正しくつけられる
- be動詞の疑問文・否定文を作れる
- 一般動詞の疑問文・否定文(do/does)を作れる
- 疑問詞疑問文を作れる
- 現在進行形の形とスペリングを正しく使える
- canの文(肯定・否定・疑問)を作れる
- 主語と動詞が1組そろっているか確認できる