解説編

セクション名をタップ=完了/解き直し。「もう一度解く」で白紙再挑戦。

社会 第3章

資料の読み取り

解説編

地図・年表・表・グラフの読み取り

解説編 — 途中式を省略せず確認。わかったら問題編で白紙再挑戦して定着。

① 導入

資料問題は「数値を正確に読む」ことと「資料の範囲を超えて断定しない」ことがセットです。 感覚だけで答えを決めず、資料のどこを見て判断したのかを、この解説編で一つずつ確認していきましょう。

② 基本概念

問題編の基本概念を参照してください。特に「実数(差)と割合(%)の違い」「縮尺計算の手順」「折れ線グラフ・棒グラフの向き不向き」の3点は資料問題全体で使います。

③ 図解

題名・単位・年の確認 → 数値の比較 → 計算 → 「言える/言えない」の判断、という順序を必ず守りましょう。

④ 例題 解説

例1 都道府県数が最も多い地方

資料1を見ると、中部地方が9で最も多い。

例2 関東と近畿の都道府県数の合計

7(関東)+7(近畿)=14

例3 2万5千分の1地形図・地図上5cm

5cm × 25000 = 125000cm = 1250m

⑤ 基本問題 解説

1 【小学校の復習】表の値の読み取り

「火」の列と「人数」の行が交わるマスを見ると5人。表は、まず見出し(行・列)を確認してから、交わるマスの数値を読む。

2 【小学校の復習】年表の前後関係

正解 a(1221年の出来事)。年表では数字の小さい年ほど古い時代である。

3 都道府県数が最も少ない地方

北海道地方(1都道府県のみ)

4 四国地方の占める割合

4 ÷ 47 × 100 = 8.51…%

小数第1位を四捨五入して 9%

5 1950〜1985年の人口増加量

12,000 − 8,000 = 4,000万人

6 1950〜1985年の人口増加率

(12,000 − 8,000) ÷ 8,000 × 100 = 50%

7 折れ線グラフが向いている理由

正解 a。折れ線グラフは、年ごとの変化のようす(増減の転換点など)を読み取るのに向く。

⑥ 標準問題 解説

8 香川県の人口密度

人口密度 = 950,000 ÷ 1,900 = 500人/km²

9 人口密度が最も高い府県

大阪府:9,000,000÷1,800=5,000 北海道:4,800,000÷80,000=60 香川県:500

最も高いのは大阪府

10 大阪府と北海道の人口密度の差

5,000 − 60 = 4,940人/km²

11 1985〜2020年の人口増加率

(12,600 − 12,000) ÷ 12,000 × 100 = 5%

12 5万分の1地形図・地図上7cm

7cm × 50000 = 350000cm = 3500m

⑦ 応用・実力テスト形式 解説

13 承久の乱から鎌倉幕府滅亡までの年数

1333 − 1221 = 112年

14 文永の役から応仁の乱までの年数

1467 − 1274 = 193年

15 人口の多さと人口密度の関係

言えない。資料3では大阪府の人口(約900万人)は北海道(約480万人)より多いが、面積が北海道の80,000km²に対し大阪府は1,800km²と非常に小さいため、人口密度は大阪府(5,000人/km²)の方が北海道(60人/km²)よりずっと高い。人口の多さだけでは人口密度は決まらない。

16 同じ35年間で増加率が異なる理由

【模範解答例】「1950〜1985年は増加率50%と大きいが、1985〜2020年は5%にとどまり、近年は人口の増加が大きく緩やかになっていると読み取れる。」(約55字) 両方の期間の増加率(50%と5%)を数値で比較できていれば正解。「増えている」だけで数値に触れていない答えは根拠不足。

17 表と年表を組み合わせるときの注意点

正解 b。対象・年・単位がそろっているかを確認しない比較は、誤った結論につながる。

18 資料5の産業構造の比較

(1) P県:180万÷6,000=300人/km²。Q県:90万÷9,000=100人/km²。よってP県の方が人口密度が高い。

(2) 根拠の示し方:資料5でP県は第一次産業が8%と低く、第二次・第三次産業を合わせた割合が92%と高い。 人口密度も300人/km²とQ県(100人/km²)より高い。この2つの数値を根拠に、P県の方が都市型に近いと結論づける。

答え:P県は人口密度が300人/km²と高く、第一次産業が8%と低いことから、都市型の産業構造に近いと考えられる。

⑧ 確認テスト 解説

  1. 600,000 ÷ 2,000 = 300人/km²
  2. 10cm × 25000 = 250000cm = 2500m
  3. 6(東北)+5(中国)=11
  4. 正解 b(折れ線グラフ)
  5. a, b, d

⑨ 完全解説

間違えた問題は、資料の題名・単位・年をもう一度指でなぞってから、式を書き直して解き直すこと。

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